カップル(夫婦)・家族カウンセリング

カップル(夫婦)・家族カウンセリングは、カップルの間や家族のメンバー間での関係の問題を扱ったり、メンバーの一人に顕著なトラブルや症状をカップル・家族の問題としてとらえ、メンバーひとりひとりの互いに対するありかたを考え直すことによって、新しい可能性を切り開いていくことを目的とします。

一般的には、カウンセリングを本格的に始める前に予備面談を行います。予備面談の目的は、問題となっている状況に対してカップル・家族カウンセリングが手法として適切かどうか、また、参加者に十分な動機があるかどうかなどを評価することです。結果によっては、個人カウンセリングなどをかわりに勧めさせていただくこともあります。予備面談は、カウンセリングのプロセスを左右する大切な面談ですが、必ずしもカウンセリングに参加を予定する者の全員が出席しなければならないということはありません。

カップル(夫婦)・家族カウンセリングは継続的な個人カウンセリングよりも少ない頻度で行うのが普通です。状況によりますが、隔週から一か月に一回程度の頻度が一般的です。

当センターでは、日仏カップル(夫婦)・家族のニーズに対応するために、日本人カウンセラーと仏人カウンセラーがペアを組んで共同でカウンセリングセッションに臨む形でのセッションも提案させていただいております。その場合共通言語はフランス語になりますが、内容や参加者の必要に応じて日本語を交えて行います。カウンセリングセッションの中でも日仏バイリンガル・バイカルチャーの環境を実現することによって、家庭生活の中での相互理解の妨げになっている言語、コミュニケーションや文化的な違いを積極的に扱い、パートナーや家族のメンバーが対等な立場でカウンセリングに参加できるようにします。 ぺージトップへ