心理カウンセリングの対象となる問題や症状

不快だ、苦しいという気持ちと、それを変えたいという気持ちがあれば、もうそれだけで充分です。人には環境に適応し、問題を解決していく能力が自然に備わっていますが、難しい状況が重なったり、環境が急激に変化したりした結果、普段から備わった能力だけでは対処できない状況に陥ることもあります。一度そういう状況に陥ってしまうと、いくら自分を奮い立てて努力しても、なかなか状況は好転せず、かえって落ち込んでしまうことも多いのです。 また、いつも同じような問題を繰り返している自分に気がつき、それを変えたいという気持ちになることもあります。何かを変えたいけれど、自分ひとりではできそうにない、そういう時にこそ心理カウンセリングを利用すればよいのです。例としては、

  • 職場や家庭内、プライベートな関係での人間関係の問題や感情のもつれ
  • 家庭内暴力の問題
  • 学校での問題
  • 育児の不安
  • 気持ちの落ち込み、イライラするなどの不安定感
  • 摂食障害
  • ストレス
  • 恐怖症
  • 不眠
  • 将来に対する不安
  • PTSD (心的外傷後ストレス障害)

などがあげられますが、ここには具体的には挙げられていない精神疾患や家族の精神的・身体的なトラブルに関わる問題も対象となります(例えば、発達障害を持つ子どもとのコミュニケーションの問題、高齢の親の言動の変化など)。

うつ病などで内科医の診察を受けると抗うつ剤を処方されることがよくありますが、心理カウンセリングを薬物治療に合わせて行うと効果的であることが知られています。また、来談にいらした方の症状が重く薬物治療が必要と私の方で判断した場合は、主治医などと連携の上で心理カウンセリングを行います。

このように、心理カウンセリングの対象となるトラブルは広範囲にわたります。まずはお気軽にお問い合わせください。 ぺージトップへ